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リハビリ工法協会 事務局
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設立趣旨
コンクリート構造物は,我が国の社会資本を担う重要な役割を与えられています.コンクリートとは本来,耐久性に富んだ優れた構造材料なのですが,コンクリート構造物をとりまく過酷な環境等の影響により,劣化してしまうものもあります.これからの社会資本整備のあり方を考えたとき,既存の構造物をうまく維持管理することで,コンクリート構造物の長寿命化,延命化を図るという取り組みが不可欠となります.
コンクリート構造物の主な劣化として,塩害,中性化,アルカリシリカ反応(ASR),凍害,化学的浸食および疲労が挙げられます.これらのうち,塩害,中性化,ASRにより劣化したコンクリートの補修に対し,亜硝酸リチウムを用いることが効果的であることが判っています.
これまで亜硝酸リチウムを用いたコンクリート構造物の補修工法の研究・開発・施工に取り組んできた極東興和(株)と福徳技研(株),そして井上建設(株)は,各社の保有する技術を集約し,亜硝酸リチウムを用いた総合的補修システム『リハビリ工法』として統合しました.そしてこのリハビリ工法の更なる発展と普及を図ることを目的として,リハビリ工法協会を設立しました.
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