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ひび割れ低圧注入|リハビリシリンダー工法
NETIS登録番号:CG-110017-VR(掲載終了)
【スプリング圧による自動低圧注入器!】
ひび割れ低圧注入『リハビリシリンダー工法』は、注射器型のひび割れ注入器『リハビリシリンダー』を用いてコンクリートのひび割れを充填、閉塞させる補修技術です。『リハビリシリンダー』に内蔵された特殊スプリングにより、シリンダー内部にセットしたひび割れ注入材を最後まで一定圧力で自動注入することができます。
【流動性に優れた超微粒子セメント系注入材!】
ひび割れ低圧注入『リハビリシリンダ一工法』に使用する注入材は超微粒子セメント系注入材です。そのスラリーは粘性が低く流動性に優れているため微細なひび割れにも浸透し、轍密な硬化体を形成します。また、超微粒子セメント系注入材に先立って亜硝酸リチウム『プ口コン40』を先行注入することによってひび割れ内部の湿潤状態が長期間持続し、注入材の充填性がさらに向上します。
【塩害・中性化・ASRによるひび割れに対応!】
一般的なひび割れ注入工法の目的は、ひび割れ閉塞とそれに伴う劣化因子の遮断です。しかし、『リハビリシリンダー工法』は単にひび割れを閉塞させるだけの工法ではありません。使用材料として超微粒子セメン卜系注入材に亜硝酸リチウム『プ口コン40』を併用しますので、注入材によるひび割れ閉塞に加えて、亜硝酸リチウムによる鉄筋腐食抑制効果およびASR膨張抑制効果を付与することができます。
施工事例
リハビリシリンダー設置状況
座金設置状況
プロコン40先行注入の状況
超微粒子セメント系注入材本注入の状況
施工仕様
注入装置:自動低圧注入器「リハビリシリンダー」
注入材:超微粒子セメント系ひび割れ注入材+浸透拡散型亜硝酸リチウム「プ口コン40」 NETIS:CG-100022-A
注入圧力:0.1 MPa〜0.2MPa程度
ひび割れ幅:0.1 mm〜10.0mm程度
施工手順
1.施工面を高圧洗浄またはディスクサンダ一等により下地処理します。
2.リハビリシリンダーを固定する座金をひび割れに沿って250mm間隔で設置します。
3.座金聞のひび割れをポリマーセメントモルタルにてシールします。
4.リハビリシリンダーにプ口コン40を充填し、座金にセットしてひび割れ内に先行注入します。
5.超微粒子セメント系注入材にプ口コン40を混入した注入材をリハビリシリンダーに充填し、座金にセットしてひび割れに本注入します。
6.注入材が硬化した後、リハビリシリンダーと座金を撤去し、シール材を除去する。
工法概念図
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